クジラダファミリア

ザッパ村の真ん中に位置する巨大くじら。なんと全長12,7mもあります!

その名もクジラダファミリア!

クジラダファミリア誕生までの物語をお話したいと思います~!

始まりは、2019年。冗談のような会話の中から。

広い庭は水やりが大変だから、楽にできるツールが欲しい←スプリンクラーが必要←ただ単なる水やりではもったいない←スプリンクラーの塔にしよう←どうせならくじらのせなかから水出てたら子ども喜ぶよな

という、ほんとに思い付きの会話から!

詳しくはこちらのブログを見て頂けたら・・・2019年当時のブログです。

https://zappa38.hatenablog.com/entry/2019/07/23/235903

そんこんなで、私の思い付きをいいね!!って言って絵にしてくれた人がいて、

またそれ見た人がいいね!!って言って、実際の形にしようと力を貸して下さった、

この「いいね!」の連鎖で

この夢のくじらができたんです。

あ、ただしくはまだ作り続けているので、完成してません、完成させる気もありません!

ものづくりが大好きで始めたザッパ村、この先もずっとずっと作り続けたいな、という思いの象徴の「クジラダファミリア」です。

着工は2020年の夏のこと。

まだお腹にうーちゃん(3番目の女の子)がいた時に、一甲さんと一緒に始めたくじら作りです。

親子みたい!?と言われた、大好きな写真♡

子供のように、ニカッと笑う顔は、大好きなモノづくりをやってる人に共通してるのかも。

無邪気に作ることを楽しむ心が表れてる気がする(^▽^)/

私は足場材なんか使ったことなかったけど、一甲さんの指導の下、臨月のおなかで単管パイプをブインブインとカットして、くじらの骨組みと基礎作り。

騒がしいお母ちゃんやなと、おなかの中で思ってたかもね(o^―^o)

基礎にコンクリートを流したら、固まる前に、みんなで一気にならします!

この後ぐらいにうーちゃん出産して、産後すぐは、家の窓からみんながくじらを作ってる様子を指くわえてみてましたね。

足場材を四角く組んでその周りに、太い針金を丸くカーブさせながら、ぐるぐる止め付けていきます。

四角かった胴体がどんどん丸くなっていきます。

さらにワイヤーを縦に横に張り巡らしています。

くじらの頭側から見たところ。尾っぽに向けて細くなっていっているのが見えます

そうしているうちにだんだん手伝ってくださる仲間も増えてきました。

一甲さんの工房で下準備した尻尾を、大きなトラックで運んでザッパ村で合体

この胴体としっぽを合体させるのが大変だったけど、みんなでエイヤー!と力を合わせて付けたのを覚えています。

さっそく合体させたしっぽのなかに入って遊んでいる新入りぽんちゃん。ぽんちゃんも、一甲さんのところで生まれた野良猫ちゃん。この時、我が家に迎えました。

ヒレだけでもこの大きさ!

こんな風に、縦横に組んだ太い鉄の棒に、ワイヤーメッシュを、番線という細い針金で貼り付けていきます。

くじらの目は、なんとそうめん鉢!!

落とさないように、そーっとそーっと!

手伝ってくれた人の名前を刻印していきました。

くじらのおなかの中で白菜と大根を干して、キムチを漬けたこともありましたねぇ(笑)

おいしかったなぁ(^▽^)

布の仕分けをしているところ。播州織の織元さんから寄付していただきました。

この後ろ姿は、ロコじい🐈

甘えん坊のかわいい猫でした。私が高校のときにひろってきた子なので、18歳!大往生!

仕分けした布にボンドを塗ってくじらに貼り付け。

最初は、メッシュの上からモルタルを塗ろうと言っていたんですが、

はりこの技術を使って、布を貼り付けたらおもろいんちゃうか!?と言い出して、やってみたら、めっちゃいいやーん!と盛り上がりました。

雨に濡れたらどうなるか?が心配されましたが、

雨にぬれるとしっとりはもちろんするけど、かわけば元通り、

紫外線で色も抜けてくるけど、それがまた味。経年劣化じゃなくて経年美化!

それに、布ならいつでも上から貼り付けて衣替えできる!

どんどん季節によって模様が移り変わっていくくじら、おもしろいやん!

この時ぐらいですかね、作り続けるくじらだから、クジラダファミリアだ!と言い出したのは。

くじらのおなかの中、子供を中に入れて遊ばせるのにちょうどいい(笑)

くじらの横には、同時に棉小屋も建築しましたよ(^▽^)

スタッフもお客様も、一枚また一枚と布を張ってくれて、すこしずつ播州織のくじらが今の形になっていきました。

新聞にも掲載いただきました。

背中は濃く、おなかは白っぽく。 播州織はインディゴ色が多いので、くじらの色にばっちりでした

播州織のワンピース着て播州くじらを作る!

こちらは西角商店さん、播州織の生地を作られている織元さんです

うーちゃん、この時は半年ぐらいだったかな?

二番目の子供ゆうとは、2歳なったばかりぐらいかな?

こどもも遊ばせながらのくじらづくり。ちょこまかちょこまか動き回るしややこしかったけど、今となってはいい思い出(^^)

おかげ様でクジラダファミリアの周りでは楽しい思い出がいっぱい生まれました!

その時々で表情を変えるくじら。

クジラダファミリアの誕生です!

そしてこれからも成長し続ける(^▽^)/

これまでの活動を紹介します!

外壁塗装の会社さんから、捨てられる(廃棄にもお金がかかる)ようなペンキを分けていただき、

美大合格を目指す、未来のアーティストさんたちが、クジラダファミリアでマッチング。

こちらは、子供の夏休みの企画、絵の先生が来られて、たくさんの子供たちの参加してくれました(^▽^)/

くじらの体が大きな打ち上げ花火の模様になりました!

お米祭りという毎年春分の日に開催されるイベントでは、協賛会社さんのロゴをくじらの体にはりつけています。

それに、年に一度、くじらが主役になるイベントも(^▽^)/

これからも、クジラダファミリアのもとで、いっぱいの思い出がうまれることでしょう!!

ここを訪れたあなたが、気軽に布を貼って、それがくじらの体の一部になって、ずっとあなたの思い出の場所になりますように。

新しい記事 投稿一覧 過去の記事
ブログトップへ